KPC Typingとは?無料タイピング練習サイトの機能紹介
キーボードを見ずに打つタッチタイピングを身につけたいとき、ソフトのインストールや会員登録が手間に感じることがあります。KPC Typing (kpctyping.com)は、ブラウザを開くだけで使える無料のタイピング練習サイトで、タイピングテストも備えています。登録もインストールも不要で、日本語を含む21の言語に対応しています。この記事では、日本語で練習する人の目線で、それぞれの機能が何をするのかを順番に説明します。
基本情報:無料、登録・インストール不要
サイトは広告収入で運営されているため、ページには広告が表示されます。練習の進み具合は、使っているブラウザの中に保存されます。アカウントがないので、自宅のパソコンで進めたコースが職場のパソコンに引き継がれることはありません。1台のパソコンで続けて練習するなら、大きな不便はないでしょう。準備ができたら、日本語のタイピング練習ページからすぐに始められます。
かなJIS入力とローマ字入力の2つのモード
日本語のコースには、かな入力(JIS配列)とローマ字入力の2つのモードがあります。日本ではローマ字入力を使う人が多い一方、かな入力で打つ人もいます。ふだんの入力方法に合わせて選べるのが特徴です。
かな入力モードでは、ページ自体がJISかな配列を再現します。そのため、パソコンにかな入力の設定をしていなくても、英字キーボードのままでかなを打つ練習ができます。すでに日本語入力(IME)が設定されている場合も、そのまま問題なく使えます。
なお、スマートフォンやタブレットでは端末の画面キーボードを使うため、この配列の再現は働きません。タッチタイピングの練習には、物理キーボードのあるパソコンが向いています。
10日間で進めるタイピング練習コース
各言語に10日間のコースがあり、1日あたり10レッスンが用意されています。流れは次のとおりです。
- 1日目:ホームポジションの段
- 2日目:上の段
- 3日目:下の段
- 4日目:Shift、大文字、記号・句読点
- 5日目:その言語ならではの文字
- 6日目:よく使う単語
- 7日目:テーマ別の単語
- 8日目:文
- 9日目:段落
- 10日目:仕上げのテスト
はじめの3日間はShiftやAltGrを押す必要がないように組まれているので、指の位置を覚えることに集中できます。また、序盤のレッスンは左右の手にバランスよく負担が分かれるように作られています。かな入力では「ぁ」「っ」「ゃ」のような小さい文字や「を」などにShiftを使うため、Shiftが登場するのは基本の3段に慣れてからになります。
画面キーボードと指のガイド
画面には実際の配列どおりのキーボードが表示されます。各キーには英字キー、Shiftを押したときの文字、そしてかな文字がシールのように並んで書かれていて、かな刻印のある日本語キーボードに近い見た目です。次に押すキーが光り、Shiftが必要なときは反対側の手のShiftキーが光ります。さらに、手の動きを示すアニメーションで、どの指で押すかがわかります。
タイピングテストで速さと正確さを測る
コースとは別に、タイピングテストも用意されています。テストの文章は、著作権の切れた各言語の古典(詩やことわざなど)から取られています。結果はWPM(1分あたりの単語数、1単語=5打鍵)と正確さで表示されます。日本の練習サイトでよく使われる「1分あたりの打鍵数」に直すには、WPMを5倍してください。たとえば40 WPMは1分間に200打鍵です。
ミスはBackspaceで直しても、ミスとして数えられます。間違えた文字は赤で表示され、その下に正しい文字が出るので、どこでつまずきやすいのかがすぐにわかります。自分の速さを確かめたい人は、タイピングテストを試してみてください。
結果の共有、ミニゲーム、テーマ
- 結果の共有:WhatsApp、Facebook、X、Telegram、LinkedInなどに結果を共有でき、共有用のプレビューページも作られます。
- ミニゲーム:風船割り、ハチを撃つシューティング、単語を打ってボスを倒すBoss Rush、60秒のスピードチャレンジがあります。単調な反復練習の合間の気分転換になります。
- テーマ:ライト、ダーク、古い紙、キッズの4種類から選べます。
- ブログ:各言語でタイピングに関する記事を読めます。
知っておきたい制限
- ページに広告が表示されます。
- 進み具合は同じブラウザにだけ保存され、端末間の同期はありません。
- スマートフォンやタブレットでは配列の再現が働きません。
まとめ
KPC Typingは、かな入力またはローマ字入力のタッチタイピングを基礎から段階的に身につけたい人や、日本語以外の言語のキーボードもあわせて練習したい人に合ったツールです。ほかのタイピング練習サイトとの違いが気になる人は、タイピング練習サイトの比較記事も参考にしてください。